どうもMakiMakiBlog管理人のマキです。
突然ですが皆さんのお宅のテーブルはどういったものを使っていますか?
我が家では5年ほど前に引っ越しを機に無垢材のテーブルに買い替えまして、現在もそれを使用しています。
無垢材って少し値段は張りますが、ウレタン塗装で仕上げられた物よりも木の風合いや肌触りが感じられますし、使い込むほどにツヤが出て、味のある質感に変化していくのが本当にカッコイイんです!
今回はそんな魅力たっぷりな無垢材テーブルのメンテナンス方法をご紹介します。
自然な経年劣化は楽しみつつ、輪ジミや汚れは落としてきれいな状態を長く保てるようにしていきましょう。
メンテナンスの頻度は?
オイル塗装のテーブルは水や熱に弱く、水滴のついたコップや熱い飲み物が入ったカップなどを直接置いたりすると、輪ジミの原因になります。
またオイルが取れてきてしまうので頻繁に水拭きをすることもNG。
使用環境にもよりますが、1年に1〜2回ほどオイルでメンテナンスをしてあげてください。
表面がガサガサしてきたらオイルが落ちてきたサインなので、そのタイミングでお手入れを行なってください。
また無垢材は乾燥に弱く、乾燥が進むと木が割れる事もあるので、冬が来る前にオイルを塗って保護しておくのもオススメです。
用意するもの
用意する材料は以下の通りです。
用意するもの
- 家具用メンテナンスオイル
- サンドペーパー #180(荒め)、 #400(細かめ) 各1枚
- ウエス (Tシャツなど布の切れ端でもOK)
- スチールウール(ウエスで代用可。あればでOK)
オイルは家具用のものを使用してください。
オススメなのがこのHoward Restor-A-Finish(ハワード レストアフィニッシュ)。
初心者でもムラなく綺麗な仕上がりになります。
チーク ウォルナット マホガニー チェリーなど色は全9色ありますが、メンテナンスには『ナチュラル』を使用してください。
またウエスで代用することも出来ますが、あったら便利なのがスチールウール。
スチールウールはサンドペーパーの#1500に相当し、小さな毛羽立ちなどを取り除くのに適している物なのですが、塗料の含みが良いのでムラなく均一に塗ることが出来ます。
オイル塗装のやり方
それでは早速テーブルのメンテナンスをしていきます。
この作業は紙やすりで削った粉がかなり舞うので、窓を開けるなどしてしっかり換気を行った状態で作業するようにしてください。
サンドペーパーで木の表面を削る
まずはじめにサンドペーパーで表面についた汚れやオイルを落としていきます。
最初は#180を使って木目に沿うように全体的に削っていきます。(サンドペーパーは数字が小さいほど粗い)
輪ジミなどの気になる部分は念入りに。やりすぎるとそこだけ周りと色が変わってしまうので全体のバランスを見ながら削っていきます。
#180で全体的に研ぎ終わったら、次は目の細かい#400で表面を滑らかにしていきます。
こちらも木目に沿って磨き残しがないようにまんべんなく研いでいきます。
ウエスで木粉を拭き取る
サンドペーパーで削ると木の粉が大量に出てきます。
この粉をきちんと取り除かないと、塗り残しの原因になるので固く絞ったウエスで水拭きをしていきます。
木目の溝にも木粉が詰まっているので入念に拭いてください。
拭き終わったらテーブルが完全に乾くまで少し待ちましょう。(20〜30分ほど)
スチールウールにオイルを染み込ませて、うすく均等に塗っていく
テーブルが乾いたらオイルを塗っていきます。
スチールウールにオイルを染み込ませてこちらも木目に沿って塗っていきます。塗ったところと塗ってないところでは色が変わってしまうので、塗り残しがないように注意してください。
まんべんなく塗れたら15分ほど待って、オイルを浸透させた後、乾いたウエスで乾拭きをして余分なオイルを落としていきます。
あとは直射日光が当たらない風通しの良い場所で半日ほど置いて乾かしたら完成です。
注意
使用後のオイルが染み込んだスチールウールやウエスは油分で自然発火する恐れがあります。
布を水に浸してからビニール袋に入れて処分するなど、取り扱いに注意してください。
メンテナンス後のテーブルがこちら
メンテナンス前と後のテーブルを比べてみましょう。
メンテナンス前
メンテナンス後
色が明るくなって光沢が出ています。
くっきりと跡になっていた輪ジミも
この通り綺麗になくなりました。
手触りも滑らかでとても良い感じです。
輪ジミを作らないためには?
輪ジミ、汚れを防止し綺麗な状態を長く保つために、ランチョンマットやコースターを敷くのも有効です。
オシャレなアイテムを使えば普段の食卓がグッと華やかになりますよ!
おわりに
無垢材テーブルのメンテナンス方法をご紹介しました。
きちんとお手入れをしてあげれば長く使うことが出来るのが無垢材の良いところ。
経年劣化によって色合いやツヤが変化し、使えば使うほど出てくる“味”をぜひ楽しんでみてください!