押入れの中って暗くて狭くてなぜか落ち着くんですよね。子供の頃、押入の中で遊んだという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな押入れをベッドルームに大変身させるリメイク術をご紹介します。
部屋が狭くてベッドが置けないという方にもおすすめです。
大人も子供もワクワクの押入れベッドでドラえもん気分を味わっちゃいましょう。
押入れベッドのメリット・デメリットは?
ここでは実際に押入れベッドで生活してみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
押入れベッドのメリット
・省スペースで部屋を広く使える
一番のメリットはこれです。私は6畳1間の1K暮らしでリビングスペースを広めに取ろうと思うとベッドが置けず、その対応策として押入れベッドを作るに至りました。
ベッドを置かないことで、スペースに余裕ができ6畳でも広々と使えています。
私のようにベッドで部屋を狭くしたくない人は押入れベッドが有効です。
・秘密基地のようで楽しい
押入れベッドって実際寝てみると結構テンション上がります。
狭いから落ち着くのでしょうか?自分だけの空間って感じがして楽しいんです。
子供だけじゃなく大人もワクワクしますよ!
・自分の好きなようにベッド周りをカスタマイズできる
既存のベッドだと最初からついている棚や照明も、押入れベッドなら自分の思うようにカスタマイズできます。
照明やちょっとした小物を付け足すだけでもぐっと雰囲気が出るので、おすすめです。
押入れベッドのデメリット
私が押入れベッドで感じたデメリットは以下の3点です。
・狭い
最大の難点はこれです。
賃貸物件などによくある押入れは幅180cm奥行き90cmが一般的なようで、さらに壁にボードを貼ったり、枕を置いたりすると実質170cmほど。
我が家の押入れがボードを貼った状態で幅約170cm、そこに枕を置いて仰向けになると身長152cmの私にぴったりのサイズ感でした。
男性や高身長の女性には厳しいかもしれません。
・収納スペースが減る
これは当然のことなのですが、押入れをベッドにすることでそれまで収納に使っていたスペースがなくなります。
物が多い方や収納場所が押入れしかないという方は注意が必要です。
・湿気対策が必要
これはあとでも紹介しますが、押入れは湿気が溜まりやすい場所です。
放っておくとカビやダニが繁殖する恐れがあるので湿気対策はしっかりやりましょう。
簡単おしゃれにDIY!押入れベッド実例をご紹介
ここからは実際に作った押入れベッドを紹介します。
使った材料は
材料
- 2×4
- すのこ
- スチレンボード
- 塗料
です。
以下手順を紹介します。
2×4をカットし、転落防止の柵をつける
押入れの高さに合わせて作ったはしごを柵と固定します。
今回ははしごを作る際にのこぎりガイドという道具を使いました。
45度、22.5度などの斜め切りができるので、勾配をつけないといけないはしご作りに重宝しました。
壁のサイズにカットしたスチレンボードに色を塗り両面テープで壁に貼り付ける
スチレンボードとは発泡スチロールを板状にしたもので、軽くてカッターで簡単にカットできます。
ホームセンターに行けば180cm×90cmの大きめサイズが売っていますよ!
柵、はしごに色を塗る
柵とはしごには以下の塗料を使いました。
使った塗料は『水性バトン』の『パイン』色。
ひまわり油や亜麻仁油などの自然植物油脂をベースととした安全な塗料で、ニオイもほとんどしないので室内での塗装にも向いていると思います。
パイン色は少しオレンジっぽくて明るすぎかと思ったのですが、乾くと落ち着いて良い色合いになりました。
すのこを敷く
最後にすのこを敷いたら完成です。
押入れベッドは湿気に注意!すのこを使って湿気対策をしよう
押入れベッドのデメリットでも話しましたが、湿気対策は絶対に必要です。
一番手軽で簡単なのはマットの下にすのこを敷くこと!
ホームセンターに行けば様々なサイズのすのこが売っているので、押入のサイズに合ったものを探してみてください。
押入れサイズに合うマットレスってあるの?
押入れ完成後、ベッドに敷く寝具をネットで結構探しましたが、マットレス選びは相当悩みました。
というのも押入れサイズってシングルよりも小さくてぴったりはまるサイズがなかないんですよね。。
色々探して結局行き着いたのはこれ!
こちらの敷布団は病院でも使用されている抗菌・防ダニの安心素材で、魅力は好みのサイズに仕立てしてもらえること!
押入れぴったりサイズの敷布団を作ってもらったので、ずれたりすることもなく快適に過ごせています。
照明や棚で押入を快適空間にカスタマイズ
押入れベッドが出来たら、棚や照明をつけるのもおすすめ。
私は寝ながらスマホや本を見たいので、ライトをつけました。
アンティークライトをつければオシャレ度が一気にUPしますよ♪
さいごに
いかがだったでしょうか。
押入れで寝ることに健康面での不安を感じる方もいるかと思いますが、私は押入れベッドで寝起きして1年ほどですが、今のところ体の不調を感じたことはないです。
押入れベッドは省スペースになるだけでなく大人も子供もワクワクする特別な空間になること間違いなし!
ぜひこの魅力を感じていただければ嬉しいです。